「不況」「リストラ」こんな時こそ労働組合が必要です

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 2011年~2013年のお知らせ

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【目次】

「秘密保護法案廃案と原発廃炉を求める12.6みやぎ大集会」、12月6日(金)夜に緊急開催!
12月11日 宮城県春闘共闘会議は「労働相談ホットライン」を開設します 0120ー378ー060
宮城災対連、「炊き出し&何でも相談会」 12月14日、岩沼市里の杜仮設住宅で実施します。参加者募集中!
「炊き出し&何でも相談会」in東松島・矢本 開催しました
11月21日:映画『ひまわり』試写会のご案内
11月10日:「憲法9条を守り生かす宮城のつどい2013」が開催されます
宮城災対連「炊き出し&なんでも相談会」、11月9日、東松島市矢本運動公園仮設住宅で実施します。参加者募集中!
「なくせ!原発 11・2ふくしま大集会」に参加しました。
宮城一般労働組合第58回定期大会を開催
「炊き出し&なんでも相談会」開催
「第11回 炊き出し&なんでも相談会」開催される
全労連・全国一般被災地を知るツアー開催
「炊き出し&なんでも相談会」開催
ソニー支援する会が多賀城で集会とデモを開催!
ソニーを包囲する集会及びデモ行進のご案内
「炊き出し&なんでも相談会」開催
「放射能・原発事故とどう向きあうか」講演
「新春旗びらき」に120名出席
「炊き出し&なんでも相談会」開催される
「全国集会2011」へ参加してきました
「炊き出し&なんでも相談会」開催
11・10中央集会、全労連・全国一般のなかまが結集!
「第19回旬旬まつり」開催
1万人が集まった「なくせ原発 安心して住み続けられる福島を!10・30大集会inふくしま」
「全国青年大集会2011」へ宮城一般の青年も参加
宮城一般労働組合第56回定期大会開催される
なくせ!原発 10・30大集会 in ふくしま

2013年12月4日更新

「秘密保護法案廃案と原発廃炉を求める12.6みやぎ大集会」
12月6日(金)夜に緊急開催!
国民の知る権利を奪うな 集会やデモ、表現の自由を奪うな
参議院での強行採決は絶対に許しません!

国民の反対の声に耳をかさず、衆議院で強行採決された「特定秘密保護法案」が、参議院でも再び強行採決されようとしています。
国民の知る権利を奪い、国民の目・耳・口をふさぐ「秘密保護法」は絶対に許してはいけない悪法です。なんとしても廃案に追い込むために、緊急の集会が行われることになりました。ぜひ参加してください!

★日時:12月6日(金)18時より集会 18時30分デモ開始
★場所:仙台市・肴町公園(青葉区国分町一丁目)
    ※一番町の「ドコモショップ仙台一番町店」から西へ180m(信号の先、マンションのとなりの公園)
★主催(共催):STOP!秘密保護法ネットワーク宮城/脱原発!みやぎ金曜デモの会

ご案内チラシはこちらから (188KB)

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2013年12月2日更新

宮城県春闘共闘会議は「労働相談ホットライン」を開設します
特設相談日は、12月11日(水)10:00~19:00
<フリーダイヤル 0120-378-060> 直接来所での相談も受け付けます

宮城一般労働組合も加盟する宮城県春闘共闘会議は「労働相談ホットライン」を12月11日(水)に開催します。
労働者のさまざまな相談に労働組合役員・弁護士が応じます
 *突然の解雇 *賃下げ *パートタイマーの雇止めを告げられたが…
 *残業手当が払われない *上司からのパワハラ、セクハラ *有給休暇が取れない
 *過労やいじめによる心身症の労災扱いについて
 *労働契約・請負契約・業務委託契約のちがい
 *労災 *年金 *社会保険 など

----- お気軽にご相談ください【秘密厳守・相談は無料です】 -----

(直接、会場での相談もお受けします)

主催: 宮城県春闘共闘会議
   仙台市青葉区五橋1-5-13 平和と労働センター県労連会館1F
   TEL 022-211-7002
   ※常設労働相談ダイヤル(宮城県労連相談室)TEL 022-268-3684

ご案内チラシはこちらから (520KB)

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2013年12月2日更新

宮城災対連「炊き出し&なんでも相談会」
12月14日(土)、岩沼市里の杜仮設住宅で開催
~ボランティア、募集中~

 12月14日(土)の「炊き出し&なんでも相談会」に宮城一般の組合員もボランティアとして参加します。
 被災した方も、参加したものも元気になって、一歩前にすすめるようにしたいと思い、毎回参加しています。
 宮城一般のなかまは、定番の「餅つき」部隊として奮闘してきます。
 時間のある方、会場でお会いしましょう。

≪ 炊き出し ≫

○ お昼時間に炊き出しを行います。
○ 救援物資も提供いたします。

≪ なんでも相談 ≫

○ さまざまな相談に専門家が応じます。
  ※会場にて面談相談を行います。
    農業問題、労働相談、健康・医療相談、土地・住宅被害相談、生活相談、その他

----- お気軽においで下さい -----

日 時:12月14日(土) 11:00~13:00
会 場: 岩沼市里の杜応急仮設住宅(岩沼市里の杜一丁目~三丁目)
主 催:宮城災対連・東日本大震災共同支援センター

ご案内チラシはこちらから (325KB)

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2013年11月12日更新

「炊き出し・何でも相談会」in東松島・矢本
~地元の方も、ボランティアスタッフも元気に楽しみました~

 11月9日、宮城災対連・東日本大震災共同支援センター主催の「炊き出し・何でも相談会」が秋空の下、東松島市矢本運動公園で開催されました。
 宮城災対連・東日本大震災共同支援センターの取り組みは今回で24回目となりました。毎回、協力をいただいている山形農民連庄内産直センターから400食のいも煮(豚汁)が提供されました。また、労働組合が中心となって、12升のつきたて餅(納豆、きなこ)を提供しました。
 京都府建設職組合と宮城県建設職組合の協力で行った、家の形の「貯金箱」造りでは、「新築を建てた!」と参加者は大喜び。
 また労働相談や医療相談、あったかい飲物コーナーなど所狭しとイベントを実施し、テーブルを囲んだ皆さんの顔がほころんでいるのをみて、嬉しさを感じました。

  

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2013年11月7日更新

映画『ひまわり ~沖縄は忘れない あの日の空を~』
試写会のご案内

映画「ひまわり」制作委員会代表  桂 壮三郎 (ゴーゴービジュアル企画代表)
映画「ひまわり」を成功させる会  鈴木 新 (宮城一般労働組合委員長)

皆さまの日頃の活動に敬意を表します。
さて、来年、2014年2月1日(土)~2月14日(金)の2週間、仙台市青葉区の「フォーラム仙台」で上映される映画『ひまわり』の試写会が行なわれることになりました。 そこで、ぜひ皆さまにご鑑賞いただきたくご案内申し上げる次第です。
鑑賞ご希望の方は、宮城一般労働組合までご連絡ください。どうぞよろしくお願いいたします。

【試写会開催要項】
◆日 時:2013年11月21日(木)午後6時45分より上映開始
◆会 場:フォーラム仙台(客席数は54席です) 仙台市青葉区木町通2-1-33 TEL022(728)7866
◆鑑賞申込み・問い合わせ先:宮城一般労働組合 TEL022(293)3267 FAX022(297)0753
                   ※満席になり次第締め切らせていただきます。

【映画のテーマ】
1959年6月30日、沖縄の米軍ジェット戦闘機が炎上しながら宮森小学校に墜落、児童12名と住民6名が死亡、多数の負傷者を出した事件がありました。この大惨事をテーマに、53年目の2012年、年老いた良太をはじめ多くの人が今も心に大きな傷を抱えて苦しんでいる状況を描いた映画で、沖縄の基地問題を改めて考えさせられる作品です。

【出 演 者】
  ◎良太(主人公)・・・長塚京三(世代を超えて親しまれる、あの長塚京三さんです)
  ◎琉一(良太の孫・大学生)・・・須賀健太(ALWAYS三丁目の夕日に出演)
  ◎加奈(琉一の恋人)・・・能年玲奈(NHK朝ドラ「あまちゃん」のヒロイン、アキちゃん!)
  ◎事故に遭った教師・・・福田沙紀(美少女コンテストで演技部門賞受賞)

映画『ひまわり』公式ホームページ
http://www.ggvp.net/himawari/index.html

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2013年11月7日更新

「憲法9条を守り生かす宮城のつどい2013」のご案内
輝け世界へ 広げよう未来へ

みやぎ憲法九条の会主催の「憲法9条を守り生かす宮城のつどい2013」が今年も仙台国際センターで開催されます。
安倍政権が「戦争できる国づくり」に猛進している中、いよいよ平和憲法を守り生かすことが大切になっています。
今年のつどいでは、「九条の会」事務局でも活躍中の渡辺治さん(一橋大学名誉教授)が講演します。
渡辺治さんは、憲法研究の第一人者です。「改憲」の狙い、日本の進むべき道は? それらに鋭く切り込む講演にご期待下さい。

開催日時 11月10日(日) 開場12:00 開会13:00 (終了16:00予定)

第一部:13時30分より
講演「安倍政権の改憲は何をめざすのか?」─「戦争する国」づくりを許してはならない─ 渡辺治氏(一橋大学名誉教授)

第二部:15時15分より
宮城三女OG合唱団ミニコンサート

会場:仙台国際センター 大ホール【入場無料】

 

みやぎ憲法九条の会ホームページ
https://sites.google.com/a/9jou.jp/www/

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2013年11月6日更新

宮城災対連「炊き出しなんでも相談会」
11月9日(土)、東松島市矢本運動公園仮設住宅で開催
~ボランティア、募集中~

 11月9日(土)の炊き出し何でも相談会に宮城一般の組合員もボランティアとして参加します。
 被災した方も、参加したものも元気になって、一歩前にすすめるようにしたいと思い、毎回参加しています。
 宮城一般のなかまは、定番の「餅つき」部隊として奮闘してきます。
 時間のある方、会場でお会いしましょう。

≪ 炊き出し ≫

○ お昼時間に炊き出しを行います。
○ 救援物資も提供いたします。
○ 子ども向け「工作教室」を開催します。

≪ なんでも相談 ≫

○ さまざまな相談に専門家が応じます。
  ※会場にて面談相談を行います。
    農業問題、労働相談、健康・医療相談、土地・住宅被害相談、生活相談、その他

----- お気軽においで下さい -----

日 時:11月9日(土) 11:00~13:00
会 場:東松島市矢本運動公園 応急仮設住宅(東松島市大曲字堺掘80)
主催:宮城災対連・東日本大震災共同支援センター

ご案内チラシはこちらから (517KB)

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2013年11月6日更新

「なくせ!原発 11・2ふくしま大集会」
==原発ゼロを求めて、宮城一般も福島に行ってきました==


 11月2日、「なくせ! 原発 安心して住み続けられる福島を! 11・2ふくしま大集会」が2日、福島市の荒川運動公園で開かれました。「安心して住み続けられる福島を!」との呼びかけにこたえ、「手と手をつなぎ、前へ進もう」と、会場には全国から7,000人を超えるなかまがが駆けつけました。
 宮城一般もみやぎ生協支部や日交タクシー支部からなかまが参加し、全労連・全国一般の全国のなかまと行動しました。

 被災者の訴え、浪江町議会議長、県弁護士会副会長、首都圏反原発連合のミサオ・レッドウルフ氏、民主党県総支部連合会特別常任幹事の金子恵美氏、日本共産党の市田忠義書記局長が連帯あいさつ。参加したなかまは「収束宣言を撤回し、国の責任で放射能汚染水問題の解決、徹底した除染と完全補償、すべての福島原発の廃炉」を求めていくことを強く誓いました。
 広い会場には70ものブースが勢揃いし、味覚の秋も満喫。子どもや除染の問題、避難者との交流などのブースも設けられ、観て、聞いて、原発ゼロへ、心ひとつになった集会でした。
 集会はアピールを採択し、福島駅まで参加者全員でアピールパレードを行いました。

 

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2013年10月24日更新

宮城一般労働組合第58回定期大会を開催

 

<大会スローガン>
「被災者を主人公にした復旧・復興と原発ゼロの社会へ
あきらめからは何も生まれない。たたかえば必ず道は開ける
仲間をふやして、要求実現!頼りになる宮城一般に!」

 2013年9月29日(日)仙台市戦災復興記念館で開催された第58回定期大会が代議員、傍聴者、役員など67名の参加で行われました。
 活動のまとめや活動方針など満場一致で可決され、新年度がスタートしました。
 鈴木執行委員長は宮城一般を代表してあいさつし、「この1年、県労連、県春闘共闘の一員として県内の労働者の雇用とくらしを守る取り組みをはじめ、県民要求の実現のために奮闘してきた。重点課題である最低賃金闘争では、取り組みの牽引役となって頑張った。しかし、今年の引上げは額はわずか11円で、生活保護費との乖離は解消したものの、時間給696円でとても生活できる金額ではない。引き続き運動の強化を図っていかなければならない。中小企業大運動では、2013年春闘時に商店街訪問行動や核支部の経営側への要請で、『中小企業進興を求める賛同署名』を集め、中央行動で政府に提出し、要請を行った。また、大震災から2年半が経過、被災地では懸命に復興への努力を続けているが、その歩みは遅く、まだまだ復興には程遠い状況だ。できる限りの支援を続けていく。原発の再稼動を許さず、原発の廃炉を求めていく。こうしたなかで、村井県政がすすめる施策は、被災者の切実な訴えを無視して打ち切った医療・介護の減免措置、水産特区の強行、県職員に対する賃金の切り下げなど強行、県民に冷たい県政だ。知事選挙では、『被災者・県民がきずくあったかい宮城の会』の佐藤正明弁護士が県政を変えるに立候補した。宮城一般も佐藤知事誕生のために奮闘しようではないか」とのべました。
  討論では、17名が職場の状況や各種課題で運動をすすめてきたことなどを発言。どの発言も議案を補強する内容であり、今後の運動に繋がる教訓的なものでした(大会発言は宮城一般機関紙に掲載しました)。

  宮城一般労働組合は、頼りになる労働組合になるため、職場でしっかり活動し、地域に出る、仲間をふやす、を活動の中心にすえて、みんなの知恵と力を結集して奮闘することを確認しました。
 大会では以下の新役員を選出しました。
 ◆執行委員長 鈴木新(再任)
 ◆副委員長  赤松浩幸・荒井宏・杉本正勝・高橋潤(すべて再任)
 ◆書記長   布間きみよ(再任)
 ◆書記次長 千葉孝行(再任)

 さあ! 個人でも加盟できる「宮城一般労働組合」、元気にスタートです。

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2012年4月5日

「炊き出し&なんでも相談会」開催

[炊き出し]ご案内チラシ

◎お昼時間に、トン汁などの炊き出しを行います。

◎支援物資も提供いたします。

 お気軽においで下さい。

 

◎さまざまな相談に専門家が応じます。

法律、生活相談、農業経営再建、仕事上の悩み労働相談、健康・医療相談、土地・建物被害の相談などに応じます。お気軽にお越しください。

日 時:4月28日(土) 11:00~13:00

会 場:女川町総合運動公園仮設住宅 (女川町女川浜字大原190)

詳しくはこちらのチラシをご覧ください(525KB)

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2012年4月4日

第11回 炊き出し&なんでも相談会開催される

支援物資を配布3月31日(土)、宮城災対連主催の「第11回炊き出し&なんでも相談会」が、東松島市のグリーンタウン矢本にある仮設住宅で開催されました。宮城一般労働組合員30名もボランティアをしました。

この仮設住宅は、まわりにコンビニや商店はなく、最寄りのスーパーまで車で20分ほどかかる山の中のため、車を持っていない方や高齢者は買い物が大変不便な場所です。

雲行きが怪しい中でしたが、開始予定時間の1時間も前から行列ができ、約500人に支援物資を配布しました。ティッシュペーパーやシャンプー、洗剤などの日用品や除湿剤、袋入りラーメンやバナナなどの食料品、そしてタオルケットを配りました。受け取った人たちはみんな笑顔で喜んでくれていました。

農民連が今回も豚汁を600食用意してくれ、寒くなった体を温めてくれました。住民の方も家から鍋を持ってきて、いっぱい持ち帰りました。

今回で11回目になりましたが、いまだに買い物に行くのも大変だという声などを聞きました。1年を過ぎた今でも不便な生活をせざる負えない状態だということを実感し、こういった被災者の生の声を聴くことの大事さを感じ、一方的な押し付けでの復興しか語らない宮城県に怒りを覚えました。

こういった人たちが少しでもいい生活ができるようになるためにも私たちの活動を強めていかなければいけないなと感じました。

ボランティアの皆さん

次回は4月28日(土)、女川で行います。

文責:小野

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2012年3月12日

全労連・全国一般被災地を知るツアー開催

全労連・全国一般労働組合が全国の仲間に呼びかけた「被災地を知るツアー」が2月25日、26日の2日間で行われました。

深沼海水浴場朝からの大雪で一面雪模様になってしまい、これでは見ても何もわからないのではないかと心配しましたが、津波の爪痕は雪くらいでは覆い隠せるようなものではありませんでした。

この被災地を知るツアーを宮城で行うにあたって、「みやぎの思いで写真集海と風と町と」という津波がくる前の海岸線を取った写真集を取り寄せ、学習資料としました。
この本でいかに津波の威力が強かったのかがよくわかりました。

1日目は名取市の閖上(ゆりあげ)、仙台空港、荒浜の深沼海水浴場と被害の多かった地域を見て回りましたが、仙台空港以外は何もない状況でした。

閖上のきれいだった街並みは土台だけになり、友達と何度も行った海水浴場へ行く街並みは跡形もなく消え去っていました。

ホテルに向かう途中に、震災を口実として解雇されてたたかっているコロナワールドへ立ち寄り、ソニー多賀城工場を車窓から見ました。

松島のホテルについてからは「被災地・被災者から学ぶ」と題して4人のお話を聞きました。

福島一般の堂脇和秀さんからは原発事故後の福島の実態。参加者のみなさん

南三陸町の元三陸ハーネス支部の山内誠さんからは大震災の次の日に山から見た津波の爪痕のひどさ、佐藤あや子さんからは津波から命からがらなんとか逃げ切ったお話。

東松島市矢本大曲の仮設住宅で暮らす農民連の三浦勝志さんからは、津波をうけながらもどうにか助かった時のお話を語っていただきました。

2日目は石巻在住の元高教組委員長の菊池英行さん、高教組の中山享さん、庄司捷彦弁護士に案内していただきました。

野蒜を経由して石巻の日和山、門脇小学校、渡波を経由して女川、最後に石巻開成地区の仮設住宅を回りました。

石巻市・日和山より望む石巻で最も被害の大きかった門脇地区を見渡せる日和山。
がれきが、川沿いに山をつくっていました。

中瀬は石ノ森章太郎漫画館だけがぽつんと残っていました。
門脇小学校は時間の関係で通過するだけだったのですが、焼け焦げた跡が1年経過しようとしているのに生々しく残っていました。

女川では高野博町議会議員から「女川原発は偶然電気系統が残ったおかげで冷却できたが、一歩間違えれば福島第一原発と同じ状況になっていた、原発の再稼働は絶対に容認できない」と強調されました。
高野議員も仮設で暮らしています。

1000戸仮設住宅がある石巻開成地区を3人1グループとなってお見舞いしながら訪問させていただきました。

 

「数週間前にやっと工事が入って水が凍結することはなくなったが、お風呂はすぐにぬるくなってしまう。」
「車がなくて買い物が大変」報告集会

などの住民の生の困っている声を聴く事が出来ました。

報告集会では菊池英行さんが今回の津波で石巻の被害がどれほど大きかったのか、体験も含めて語っていただきました。

全労連・全国一般の鈴木副委員長(宮城一般委員長)が「見ていただいたように復旧・復興はまだまだです。各地方に帰った後も、被災地のこの実態を語って広げていただきたい。」と訴えました。

地元に住んでいて、改めて沿岸部を回りましたが、がれきが取り除かれただけで、まだまだ復旧・復興は程遠いということを再認識することができました。

この経験を生かすためにも、この被災地宮城でどんな運動ができるかを常に考え、頑張っていきたいと思いました。

文責:小野

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2012年3月8日

「炊き出し&なんでも相談会」開催

[炊き出し]ご案内チラシ

◎お昼時間に豚汁の炊き出しを行います。

◎救援物資も提供いたします。

 お気軽においで下さい。

 

※直接、会場にて面談相談を行います。

◎さまざまな相談に専門家が応じます。

 農業問題、労働相談、健康・医療相談、土地・住宅被害相談、生活相談、その他。

日 時:3月31日(土) 11:00~13:00

会 場:東松島市グリーンタウン矢本 第2仮設住宅集会所 (東松島市大塩字緑が丘4丁目)

詳しくはこちらのチラシをご覧ください(499KB)

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2012年3月6日

ソニー支援する会が多賀城で集会とデモを開催!

ソニーは不当な雇い止めを中止せよ!

多賀城に300人

集会に参加のみなさん3月3日、ソニー労組を支援する会は塩釜地方春闘共闘会議、多賀城懇話会、塩釜革新懇との共催で「ソニーの社会的責任を問う」集会を多賀城駅前で開催しました。

集会には支援する会の各団体や地元住民など300人が参加しました。
現在、期間社員12人がソニーに対し、正社員化を求めてたたかっています。

主催者を代表してあいさつをした小野寺弁護士は、「ソニーは雇い止めの不当な提案を続けているが、全国に支援が広がっている。被災地・被災者の雇用を守ろう」とうったえました。

ソニー労組仙台支部を代表して発言した松田委員長は「内部留保が3兆円もあり、雇用を守る体力がある大企業の横暴は許されない」と強調し発言しました。

ソニー周辺をデモ行進また、松田さんの小学校6年生の息子さんが、学校の作文で「ぼくの夢と仕事の意味」という題で書いた作文を紹介しました。

作文では「父に憧れ将来はソニーで働きたい。しかし、いまソニーでは期間社員が解雇され大変な事態になっている。そんな中、父は体を張って会社に立ち向かっている。沢山の人を助ける父の姿をみて、この仕事に就きたいと思いました。自分の為だけではなく、人の為に働きたいと思います。(一部抜粋)」

途中、感極まった松田委員長へ参加者から「がんばれー」の声援がたくさん寄せられました。

その後、各団体からの連帯のあいさつ、団結ガンバローに続き、ソニー多賀城工場まで怒りのデモ行進を行いました。

デモ行進では、沿道から地元の多賀城市民から声援も寄せられました。

宮城県春闘共闘/宮城県労連発行「くらし・雇用を守るニュース」№6より転載

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2012年2月23日

ソニーを包囲する集会及びデモ行進のご案内

震災を口実にしたソニー仙台の期間社員の雇い止め・解雇を許すな!

ソニーの社会的責任を問う

ご案内チラシいま、ソニー仙台テクノロジーセンター(多賀城桜木町)では、1階部分が津波で被害を受けたことを機に、事業所を縮小・移管することにともない期間社員150名を解雇、正社員の広域配転を強行しました。
長年ソニーで働いてきた、期間社員15名は「震災を口実にした解雇は許さない」としてたたかい続けています。
大企業ソニーの社会的責任と雇用のあり方を問うたたかいです。ご一緒に声をあげていきましょう。是非ご参加ください!

日 時:3月3日(土)14:00~集会

場 所:JR多賀城駅前ひろば

 

※デモ行進 ⇒ JR多賀城駅前~ソニー仙台テクノロジーセンター付近までデモ行進をおこないます。

主催:塩釜地方春闘共闘会議、多賀城懇話会、塩釜革新懇、ソニー震災リストラ・雇い止め撤回闘争支援する会

問い合わせ先:塩釜地方労連 電話 022-365-2701

詳しくはこちらのチラシをご覧ください(206KB)

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2012年2月3日

「炊き出し&なんでも相談会」開催

[炊き出し]ご案内チラシ

◎お昼時間に豚汁の炊き出しを行います。

◎日用品の物資も提供いたします。

 お気軽においで下さい。

 

[なんでも相談会] ※直接、会場にて面談相談を行います。

◎さまざまな相談に専門家が応じます。

 農業問題、労働相談、健康・医療相談を受けます。
 土地・住宅被害相談、相続、多重債務問題などについて弁護士が対応します。

日 時:2月18日(土) 11:00~13:00

会 場:山元町 東田地区 仮設住宅 (山元町浅生原字東田)

詳しくはこちらのチラシをご覧ください(198KB)

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2012年2月3日

「放射能・原発事故とどう向きあうか」講演

日時:2月16日(木)18時開場 18時30分開会

会場:仙台国際センター 大ホールご案内チラシ

入場料:無料

講師:安斎育郎 氏 (立命館大学名誉教授 放射線防護学)

当日プレ企画 (ホール・ホワイエ・ロビー)で14時より

●映画「原発、ほんまかいな?」上映  14時~  16時~

●子どもたちを放射能から守ろう・ママ達大集合!  開催時間 14時~16時

●みんなの放射線測定室〈てとてと〉

小さき花・市民の放射能想定室仙台

●みんなの街の脱原発ポスター展

●福島県の状況についてのおはなし

詳しくはチラシをご覧ください(527KB)

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2012年1月18日

「新春旗びらき」に120名出席

1月14日に宮城一般の今年初めの行事である旗開きが、各支部やご来賓の方々が多数参加して、和やかに行われました。鈴木執行委員長の挨拶

主催者を代表して鈴木新委員長は「昨年の東日本大震災は地震・津波・原発という3重の被災を被るとてつもない大災害だった。被災地では復旧・復興の取り組みが進められているが、村井県政は被災者・被災地の目線とはかけ離れている。また、ソニーやコロナといった大震災を口実にした解雇問題も社会的責任をないがしろにするもので許せない。こうした攻撃に果敢に闘うなかまを全力で支援したい。2012年春闘の取り組みはすでに始まっている。昨年不十分だったところを克服し、しっかり闘っていきたい。」とあいさつしました。

宮城県労働組合総連合を代表して鎌内事務局長、日ごろ裁判でお世話になっている一番町法律事務所の木山悠弁護士、労働法研究者の伊藤博義先生から来賓のご挨拶をいただきました。

宮城一般の争議関係では、昨年の東日本大震災で解雇されたコロナ支部からは2名が参加し、引き続き労働審判と、社会に向けた宣伝活動を頑張ることを決意。

乾杯の音頭は及川顧問年末に突然事業閉鎖に伴う解雇を言い渡された東北カイリック支部からも2名、この間の残業代や、解雇撤回を求めて争議を頑張ると。
解雇撤回を求めて闘う鹿野育子さんも、引き続き裁判への支援を呼びかけました。

また、ソニー労働組合から7名の労働者が参加し、ハワード・ストリンガー会長の報酬が5000万も上がったのに、なぜ私たちが首を切られなければいけないのかと報告をし、今後もあきらめずに頑張る決意を述べました。

抽選会ではお年玉(景品)が出されました。
恒例の委員長賞は、震災時でも使えるラジオ付きCDプレーヤーが守大助さんのお母さんに当たりました。

春闘幕開けの旗びらきとなりました。


文責:小野

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2011年12月12日

「炊き出し&なんでも相談会」開催される

12月10日(土)、「炊き出し&なんでも相談会」が、東松島市矢本運動公園に建てられた仮設住宅で開催されました。

空気が冷たく気温が低い中、開始11時前から早くも行列ができ、仮設住宅の皆さんや周辺の皆さん約500人に支援物資を配布できました。

用意した大根、たまねぎ、りんご、みかん、バナナ、グレープフルーツ、お米(600Kg)や購入して用意した生活用品(トレペ、ティッシュ、毛布)食料品(袋ラーメン、おでん)や全国から送られた冬物衣料品がどんどんなくなっていきました。

支援物資を受け取る仮設住宅の皆さん大好評だった大根

お餅入り雑煮ともつ煮が大好評!

山形県庄内産直センターの方々が、突きたてのお餅入り雑煮を800食配給して大好評でした。
また青森からトキワ養鶏農業協同組合さんが、凍み豆腐と長ねぎが入ったもつ煮を配給し喜ばれました。
参加者はその場で食べたり、各戸から鍋を持参して家族のためにいっぱい持ち帰りました。

談笑しながらの雑煮

相談コーナーでは丁寧に話しを聞きました

仮設住宅の集会室では労働相談、生活と健康を守る会の生活相談、宮城民医連の医療・健康相談コーナーが配置され、各専門のスタッフが相談者の話しを親切丁寧に聞いてアドバイスをしました。

ある農家の方は、自宅も農機具も流され、ローンで買った600万の農機具の支払い督促状が来ているが払えず困っているという相談を寄せていました。

また土地の登記簿が流されてしまったとか、遺産相続をしてなくて名義変更をどうしたらいいかとか、家の周りと田んぼ、畑が地盤沈下してどう建て直したらいいか、神社も倒壊し集落の人たちとどう直したらいいかなどの相談がありました。

約100人の仲間が支援

宮城一般の仲間も含め、全国からのボランティアと各団体のスタッフが約100人参加して大成功でした。

参加者全員と記念写真

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2011年12月1日

「全国集会2011」へ参加してきました

全国一般、宮城一般の仲間も参加した「働きすぎをなくし、経済、環境危機を乗り越える」ための全国集会が浜松で開催

11月19日から21日、全国から800名が集い、多くの若者や女性が集い行なわれた全国集会で、雇用の多様化や若年層の就職できにくい背景など情勢を学びました。

全体集会新自由主義の限界や規制緩和の影響で「人が人として扱われない。ピンハネするためのツールにしか考えられない現状をどうやって打開していくか。まともに生活でき、時間に余裕を持って働くことのできる社会をつくるために一個人が何を行い、労働組合が運動をどう進めるか、どう自覚していくか」を学ぶには有意義な講演でした。

青年の分科会の参加者は、どうやったら青年労働者が組合活動に参加するのかを話し合い、「会議に来て議論をするだけじゃなく、悩みを打ち明け、聞いてあげられるような信頼関係を築いていくことが大事ではないか」と話題になりました。

 

以下は一緒に参加したタクシー労働者の感想を紹介します。

 

私は「最低賃金と公契約の問題」に参加しました。
午前中に最賃の討議を行いました。

参加者は各地方労連や各単産のナンバー1~3レベルの方々が大勢参加しており、ちょっとだけ温度差を感じながら話を聞いていました。青年分科会

「低賃金層問題はタクシー労働者やのパートさんなど一部の労働者だけの問題と思われがちかなぁ」とこういう分散会に参加するといつも感じます。

「最低賃金なみの低賃金層はもっと隠れた職種でもたくさんあり、隠れた存在を表に出し、そこに働く労働者を行動に参加させる運動を進めていくことが最賃運動に重要ではないか」と発言しました。

公契約問題を深く触れることが少なかったので、公契約も討議は新鮮でした。
資料を1冊購入して休憩中に読んでみたが、理解しにくく再学習が必要だと思いました。

全国広域に渡る諸問題(公務員削減や民間委託問題)が中心であったが、被災地には被災地特有の問題があると感じました。

被災地の復興が中央主導でおこなわれ、そこで働く労働者はピンハネされる問題、被災地にお金が回らない問題などお話しました。

できれば最賃と公契約は別でやってほしかった…というのが最初の感想でしたが、共通点をまなべて参加してよかったと思います。

文責:小野

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2011年11月30日

「炊き出し&なんでも相談会」開催

[炊き出し]ご案内チラシ

◎お昼時間に炊き出しを行います。

◎救援物資も提供いたします。

 お気軽においで下さい。

 

[なんでも相談会] ※直接、会場にて面談相談を行います。

◎さまざまな相談に専門家が応じます。

 農業問題、労働相談、健康・医療相談、土地・住宅被害相談、生活相談、その他

日 時:12月10日(土) 11:00~13:00

場 所:東松島市 矢本運動公園 仮設住宅 (東松島市大曲字堺堀80)

詳しくはこちらのチラシをご覧ください(521KB)

当日、お手伝いできる方募集しています!!

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2011年11月15日

11・10中央集会、全労連・全国一般のなかまが結集!

住民本位の復興、暮らしを壊すTPP参加阻止、社会保障大改悪・大増税反対!諸要求実現11・10中央総決起集会開催

宮城県から参加した皆さん東京の日比谷野外音楽堂に3,000人が集まり、TPP参加反対、大震災からの住民本位の復興、社会保障大改悪・大増税反対を訴えました。

国民春闘共闘の国分博文代表幹事は主催者あいさつで、「TPP参加は農業を破壊するだけでなく、非関税障壁の撤廃で国民の健康と食の安全を根底から脅かし、医療の規制緩和で国民皆保険の崩壊を招くとのべ、政府が参加をあきらめるまでたたかおう」と呼びかけました。

また、全労連の集会で初めて全国農業協同組合中央会を代表して大西茂志常務理事が、「政府が今なすべきことは、TPP参加交渉ではなく、東日本大震災からの復旧・復興、福島原発事故の収集だ。政府は国民の声を無視することなく、ただちにTPP参加を断念するべきだ」と力強い訴えがありました。

そのほかに、自交総連からは「利用者にとって安心安全な交通・運輸にしていくため、規制強化への政策転換を求めていく」、新婦人からは「地域で放射能の除染の取り組みを進めている。子どもたちのために原発をなくしたい」、農民連からは「被災地の産業の柱は農林漁業であり、TPP参加と復興の両立はあり得ない。野田首相の暴走は阻止しよう」、生協労連からは「パート労働者の生活改善はいっそう切実な要求になっている。最賃引上げで頑張る」、全教からは「国家公務員の賃下げは景気を冷え込ませ、復興の足を引っ張る。国会周辺をデモ行進撤回を求めていく」。

最後に福島県労連の齋藤議長は、「県内すべての原発の廃炉を求める請願が県議会にて全会一致で採択された。10月30日には福島市での原発反対大集会に1万人以上が結集した。この2つの歴史的な出来事に確信を持ち、原発ゼロの運動をさらに広げていきたい」と決意を述べました。

集会前と集会後には各省庁前で宣伝行動を行い、国会請願デモを行いました。

「暮らしを壊すTPP参加は許さないぞ」「消費税増税反対」などのシュプレヒコールを叫びながら国会前や農水省前で国会議員に訴えました。

夕方は、全国一般重点争議の資生堂アンフィニ宣伝を資生堂銀座パーラー前で、50人で派手な宣伝を行いました。

青年も元気になった全国集会となりました。

銀座資生堂前での抗議集会

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2011年11月8日

「第19回旬旬まつり」開催

ご案内チラシ

「震災からの復興」と「TPP問題」を主なテーマに「第19回旬旬まつり」が開催されます。

主催は、旬旬まつり実行委員会です。

どなたでもお気軽にご来場ください。


詳しくはこちらのチラシをご覧ください(657KB)

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2011年11月1日

1万人が集まった「なくせ原発 安心して住み続けられる福島を!10・30大集会inふくしま」

原発事故から7か月半が経過した10月30日、福島市の"四季の里"で「なくせ原発 安心して住み続けられる福島を」をテーマに開かれました。

宮城一般のみなさん全国47都道府県から10.000人が飛行機、新幹線、バスを乗り継ぎ集まりました。宮城一般もバス1台で参加しました。

集会の12人の呼びかけ人を代表して楢葉町・住職の早川篤雄氏は「第二の福島をおこさせないために、日本のすべての原発をなくすまで、知恵と力を合わせましょう。」とあいさつし、会津放射能情報センターの片岡輝美氏は「福島の母親たちの思いをどうか想像してください。全国に届けてください」とあいさつしました。

また福島農協会長の庄條さん、浪江町町長の馬場さん、飯舘村村長の菅野さん前福島知事の佐藤さんも集会に参加して原発ゼロに向けて発言しました。

民主党の地元の衆院議員の石原洋三郎さん、参院議員の金子恵美さん、共産党の衆院議員の志位和夫さん、笠井亮さんも参加し、東電への全面賠償を求めたり徹底した除染を求めていくことを共にしていきましょうと呼びかけました。

1万人を超える参加者社民党の福島みずほさんからはメッセージも届きました。
この原発問題がいかに大きな問題なのかということを再認識しました。

また、福島で暮らす子どもたちが「もっと外で遊びたい」「○○ちゃんに会えなくてさびしい」と声を詰まらせながら発言しました。

子どもにこんな思いをさせている政府や東電の責任はどれだけ大きいでしょうか。

主催者が本日の参加者は1万人を超えましたと発表すると、歓声が上がりました。

集会の最後には「美しい大地・空・海を引き継ぐために!いま、声を上げましょう!『なくせ原発!』」とうたったアピールを採択しました。

集会後には会場の周りをパレードしました。

宮城県からの参加者一同

「ふくしまに生き、明日につなぐ。ふくしまからの呼びかけ」アピール全文

3月11日の地震と津波で、根拠のない安全神話が崩れました。私たちが危惧していた原発事故が、現実に起きてしまいました。

福島第1原発事故は、天災でも想定外でもない「人災」です。利益を優先し安全対策を怠った東京電力と、それを後押ししてきた国がおこした「人災」です。

 

目を閉じて思い浮かべてください。

ふるさとを奪われ、いつ帰れるかもわからない住民の不安を。

わが子のように守り育ててきた土を、豊かな恵みをもたらす海を奪われた怒りを。

手塩にかけた作物を食べてもらう喜びを奪われた悲しみを。

「ふくしま」と名がついただけで、避けられてしまった悔しさを。

一生にたった一度の思い出をつくることすら叶わなかった子どもたちの悲しみを。

さようならも言えず、友だちと別れた子どもたちの思いを。

子どもの寝顔に「あなたを私は守れるのだろうか」と語りかける親の葛藤を。

「子どもを守るため」に離ればなれに暮らす家族の疲れを。

いま、ふくしまの人々は立ち上がっています。
私たちは、このふくしまから訴えます。全国に、世界中に訴えます。
安心して子どもを生み育て、安心して暮らし、安心して働ける、そんな当たり前な生活を一日も早く取り戻すために。
「放射能被害から子どもたちを守ろう!」「被害・損害の全面賠償を求めよう!」「原発をなくそう!」「3月11日前のふくしまに、国と東京電力の責任で戻せ!」と。

いのちと原発は共存できません。
私に、あなたに、未来につながるいのちに、美しい大地・空・海を引き継ぐために!
いま、声をあげましょう!広げましょう!

「なくせ原発!」

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2011年10月27日

「全国青年大集会2011」へ宮城一般の青年も参加

オープニングの模様10月23日(日)、東京・明治公園にて全国青年大集会2011が開催されました。

人間らしい生活と雇用をもとめて全国の青年が集まるこの集会は今回で7回目になります。

今年の集会は3月の東日本大震災を受け、震災を理由にした雇い止めや、原発問題、そしてアメリカのウォール街ではじまった貧困と格差に反対する運動と連動した集会になりました。

今回の集会は「非正規切り」、「最低賃金」、「原発労働」、「震災ボランティア」など12の分科会から始まり、本集会の前にはAZUMA、バードレイクスの2組のオープニングライブが行われ、大いに盛り上がったなか集会が始まりました。

集会の冒頭で、宮城県多賀城市の仙台ソニーの労働者の訴えがありました。
今回の震災で自分たちが被災しながらも、職場の復旧に全力であたったこと。
ソニー労働者の訴えソニー側はそんな彼らを正社員にするという言葉で使っておきながら、今回の震災での事業縮小を理由に雇い止めにしたこと。

はたらく者として黙ってはいられない思いになる、力強い訴えでした。

 

全体集会では反貧困ネットの宇都宮会長、湯浅誠事務局長が連帯挨拶しました。

さらに今年はUE(アメリカ電気・無線・機械労働組合)と韓国青年ユニオンが海外代表として参加し、ウォール街行動との連帯を実感させる大会となりました。

 

韓国からの代表 日本共産党委員長

政党からの連帯挨拶として日本共産党の志位委員長は「青年大集会は一貫して社会的連帯で反撃しよう、というスローガンを掲げてきた。1%の大企業・資産家が支配する社会を、99%の連帯の力で変えていこう。」と呼びかけました。

集会後には参加者が都内をアピール行進しました。

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2011年10月18日

宮城一般労働組合第56回定期大会開催される

大会スローガン

「被災者を主人公にした復旧・復興と原発ゼロの社会へ   仲間をふやして、要求実現!頼りになる宮城一般に!」

定期大会開催2011年10月9日(日)アエルで開催された第56回定期大会が代議員、傍聴者、役員など71名の参加で行われました。

活動のまとめや活動方針など満場一致で可決され、新年度がスタートしました。

大会は大震災で宮城一般の仲間が17名、家族や知人など多数が津波の犠牲になったことに対して全員で黙祷した後、鈴木執行委員長は宮城一般を代表して、震災直後から全国の仲間から救援物資や義援金を私たちのもとへ届けてくれ、激励してくれた。 仲間の心の温かさと力強さを実感した。復旧・復興は被災者・被災地が主役となった復興計画で震災前に一日も早く戻すことだ。労働者は職場を奪われ、震災理由の解雇を言い渡され、生活のめどがたたないなど深刻な状態だ。野田政権が誕生したが、この内閣では期待ができない。多くの施策は自民・公明政権時代とほとんど変わらない、多くの国民の失望を買っている。改めて、要求実現をするための運動の強化が求められている。宮城一般はこの1年、県内の労働運動の牽引役としてその役割を果たしてきたと胸を張って言えるよう、みんなで力を合わせて頑張りましょうと挨拶をしました。

松田委員長へカンパの贈呈特別挨拶として、今、震災を口実としたソニー期間社員解雇撤回を求めて元気にたたかっているソニー労組の支援する会が、10月5日に結成されたことやたたかいの状況が松田委員長から訴えられました。

宮城一般は全面的に支援をしていくことを表明し委員長からカンパを手渡しました。

討論では、17名が職場の状況や各種課題で運動をすすめてきたことなどが語られました。
どれも議案を補強する内容であり、今後の運動に繋がる教訓的なものでした。

震災後、職場が深刻な状況になっている岩沼のS支部は、8月にやっと稼動したが生活できる賃金ではなく退職をした仲間が増えている。会社に言いたいことはいっぱいあるが今は我慢をして働いている、徐々に声を出していきたいと。

団結ガンバローを三唱震災で多大な赤字を抱えたM支部は、パートなどの労働条件等の申入れが来ている、みんなで話し合っているところだ。
春闘より震災での支援活動を優先させた取り組みを支部長先頭に行ってきたN支部は、組合員から喜ばれたこと。

また、福島や青森からの参加者からも発言がありました。

宮城一般労働組合は、頼りになる労働組合になるため、職場でしっかり活動し、地域に出る、仲間をふやすことを活動の中心にすえて、みんなの知恵と力を結集して奮闘することを確認しました。

大会スローガンのもとで団結ガンバローを行いました。

役員体制では、執行委員長に鈴木新(再)、副委員長に赤松浩幸(再)、荒井宏(新)杉本正勝(再)、高橋潤(再)、書記長に布間きみよ(再)、書記次長に武田和朗(再)が信任されました。

さあ! 個人でも加盟できる「宮城一般労働組合」元気にスタートです。

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2011年10月13日

なくせ!原発 10・30大集会 in ふくしま

 

福島第一原発事故は福島の美しい自然と大地を汚し、県民のあたりまえの日常生活を奪いました。

ご案内チラシイメージいま私たちが第一に望んでいることは、3月11日の事故以前のあたりまえの生活に戻ることです。県内外に避難している方々が一日も早く自宅に戻ることを含めすべての県民が「安心して住み続けられる福島」をつくることです。

国と東京電力は、福島県民のこの切実なねがいに全面的に責任を果たさなければなりません。しかしその態度は、きわめて不十分、不誠実なものであり、県民はつよい不信と憤りを感じています。

多くのみなさんがもっている思いを、県内そして全国各地でとりくまれている運動をひとつにつむぎ、大集会の成功で、要求実現をすすめましょう。原発なくす運動をさらに大きく広げていきましょう。

場所:福島市・四季の里(特設ウォーターステージ)

イベント:

11:00~ [交流会テント]

12:00~ [元気ステージ 集え!全国のなかまたち]

13:00~ [ふくしま大集会]

14:15~ [アピールパレード]

詳しくはこちらのチラシをご覧ください(4.84MB)

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