くらしを守り、職場を守るために、私たちの組合はこう考えます
「全国一律最低賃金制」をめざしています
私たちは結成以来、運動の中心に「全国一律最低賃金制の確立」をかかげています。
『だれでも、どこの職場、どこの地域で働いても時間給1,000円以上、日額7,400円以上、月額15万円以上に!』と運動してきました(最低賃金闘争のページ参照)。
くらしも中小企業もまもります
中小企業経営者に対して”資本家だから、取れるものは取れ”という考えは誤りです。
宮城一般労働組合は、経営者が不当に労働者の権利を奪ったりしない限り、共通の立場で、単価切り下げや支払い引き延ばしなど親会社からのいじめや、消費税増税など多くの点で共同のたたかいをすすめることがなによりも大切と考えています。
だれでも、一人でも入れる労働組合です
宮城一般労働組合は、職場の枠を越えて、一人でも入れる個人加盟の労働組合です。
全労連・全国一般労働組合は、全国にあらゆる民間企業(主に中小企業)で働く、約3万人以上の仲間が加盟しています。
宮城県内に7,000人を越える組合員がいます
私たち宮城一般労働組合は、50年にわたって宮城県内の中小企業に働く労働者の生活を守って活動してきました。
卸業、小売り、生協、食品加工、金属加工、病院医療・福祉施設、ビルメン、印刷など幅広い業種の仲間7,000人以上が加盟しています。
私たちの組合は、なによりも職場の仲間を信頼し、要求に基づいて「みんなで考え、みんなで行動する」を基本に「組合が主人公」です。また一人ひとりの思想、信条、政党支持の自由を保障します。
私たちと、ともに団結しましょう
正社員もパートもアルバイトもみんな同じ労働者です
リストラ・合理化・サービス残業に、夜遅く帰る毎日。疲れていて、家族との会話も途ぎれがち・・・・・・。
『働けど働けど、わが暮らし楽にならず・・・・・・』思わずグチもでてきます。
ゆとりある生活をしたい、健康で明るい仕事がしたい、将来を不安なく暮らしたいという希望はどうすれば実現できるでしょうか。
そんなときこそ、労働組合に入って悩みを解決しましょう。一人ひとりは無力な私たちでも、仲間と団結し労働組合に結集することで、会社と対等に話し合うことが可能になります。「あきらめ」や「なりゆきまかせ」では何の解決にもなりません。あなたも労働組合の力で『働きやすく”やりがい”のもてる職場』を実現しましょう。
宮城一般労働組合には、職場で元気に「がんばる」仲間がたくさん集まっています。
組合に入ったり組合を結成したことを理由に、労働者をクビにするなど不利益な扱いをすることは、法律で固く禁止されています。
労働条件は会社が一方的に決めることはできません。労働組合との協議が前提です。
賃金は、①通貨で②全額を③毎月1回以上④一定期日に⑤直接、労働者に支払わなければなりません。会社の都合で労働者を休業させる場合は平均賃金の60%以上の賃金保障が必要です。
法定労働時間は、1日8時間・週40時間が原則です。これ以上働けば、時間外労働として割増賃金が受けとれます。
週1回の法定の法定休日に労働させた場合は35%以上、その他、所定労働時間を超える労働に対して25%以上、深夜労働(22:00~5:00)には25%以上の割増賃金が必要です。
有給休暇は、出勤率と勤続年数の要件が満たされれば、正社員でもパートでもアルバイトでも、理由のいかんにかかわらず自由に取得することができます。
会社の都合で勝手に、有給制度を導入したり、しなかったりすることはできません。
会社の都合で一方的に解雇することはできません。
雇用契約を繰り返し更新しているパート労働者なども同様です。
解雇できるのは客観的・合理的な理由があって、社会通念場、相当的と認められる場合のみです。
経営上の理由による『整理解雇』でも、裁判では次の4つの要件がすべてそろわなければ無効となります。
① どうしても解雇を避けられない経営状態であるか
② 解雇を回避するための、あらゆる努力をつくしたか
③ 解雇対象者の人選が客観的・合理的であるか
④ 解雇対象者や労働組合と事前に協議を尽くすなど、解雇の手続きが正当であるか
↑ ↑ ↑
これを整理解雇の4要件といいます。
宮城一般労働組合に入って悩みを解決しましょう
あなたの秘密は厳守します。
相談は無料です。
電話でもメールでも気軽にご相談ください。