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 国民春闘 ≪過去のとりくみ≫

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【目次】

≪2011年~2012年≫

3・15宮城一般統一行動
宮城一般労働組合「3・15商店街・工業団地訪問」行動を行います
2・23地域総行動開催
宮城一般「2012年春闘討論集会in松島」開催
2012年国民春闘討論集会開催!
2011年 第2回中央委員会開催される
二つの団体署名への賛同のお願いに取り組んでいます
「宮城県労連評議員会」で春闘方針、行動が提起される
宮城一般 2011年春闘本格始動
宮城一般「2011年春闘討論集会」風光明媚な松島で開催
宮城県春闘共闘・宮城県労連新春宣伝、春闘始動!!

≪2010年度≫

2011年春闘討論集会を秋保で開催
~人間らしい暮らしを求めて~シンポジューム開催しました
働く者の祭典「第81回メーデー」に非正規労働者も正規労働者と共に結集!
春闘「2・19地域総行動」に参加しました!
宮城一般2010年春闘始動

≪2009年度≫

最低賃金問題で学習講演会「憲法25条と最低賃金」を開催しました
2009年・商店街訪問
09春闘 いよいよ本格始動!
2009年春闘討論集会開催しました

≪2008年度≫

春闘 本番!3・13統一行動
2008年春闘、始動

≪2007年度≫

2007年春闘を元気よくたたかおう!
終日、元気よくフル回転
希望の持てるくらしと職場と社会をめざして・・・

2012年3月21日

3・15宮城一般統一行動

3月15日に宮城一般の統一行動を行いました。

全体で意思統一全体で21名が参加し、各グループ3人で7グループに分かれて原町商店街と仙台工業団地に、消費税増税をしないこと、大企業・大資産家に応分の負担を求めることを求める「消費税増税に反対する請願署名」と、中小企業と地域経済の振興のために法人税の一律減税はやめ、大企業に応分の負担を、中小企業には負担軽減を、などを求めた「中小企業の振興と雇用対策で景気の回復を」の二つの署名を持って48件に訪問活動を行いました。

工業団地を回った杉本副委員長が「数年前にここを回ったときはもっと活気があったのに」とつぶやくほど団地の中はひっそりとしていました。

訪問先では荒浜で会社を全部津波で流され、なんとかここに引っ越してきて事業を再開したという配管工事の会社や、私たちの活動に賛同してすぐに署名をしてくれた鉄工所、会社としては押せないが、社員一同という形ならできるのではと検討してくれる会社もありました。

原町商店街では、消費税と中小企業振興の署名だと言うと話を聞いてくれるところが多かったそうです。
すぐに署名をくれたところが10件、検討してくれるというところもありました。

工業団地を訪問する仲間どのお店も経営状況はあまりよくなく、原町小学校が建て替えのために仮校舎に移ったせいで経営が回らなくなり、廃業した文房具屋さんなどがあったという話も聞きました。

中小企業の経営状況はやはりそうとう苦しい状態だということを実感しました。
このまま消費税が上がったりすればますます買い控えなどがおきてこういった中小企業がつぶれていってしまいます。

そうならない為にも、家計や中小企業の経営を圧迫し、暮らしを破壊する消費税増税には絶対に反対し、経営するために必要な資金調達を低金利で貸し出すよう指導するなど、中小企業への援助を強めるよう国に強く訴えていかなければいけないなと感じました。

お昼には宮城一般の重点課題である最低賃金引き上げの昼宣伝を宮城県春闘共闘会議と一緒に行いました。
全体で37名、宮城一般は19名が参加しました。

チラシ・ティッシュ1700個を配りきりました。
布間書記長が「憲法25条の精神で、誰もが安心して暮らせるためには最低賃金をせめて1000円にする必要がある」と訴えました。

最賃引上げを求める署名活動宣伝終了後、宮城県労連に休職中の方から、「チラシを読んだが本当にその通り。最低賃金がこんなに低くては生活できない。頑張ってくれ。」という電話が入りました。

私たちの活動が届いているのだなと実感する出来事でした。

全国統一行動の中で「月額32000円の賃上げ」「非正規労働者の時間給1500円以上」「50歳定年制の廃止」を求めた通信労組のストライキに、宮城一般から9名が参加しての支援をしました。

会社の入り口でチラシをまいたのですが、9割以上の人がチラシを受け取ってくれ、関心の高さに驚きました。

2012年春闘要求回答日の締めくくりは「宮城県春闘共闘会議総決起集会」とデモを行いました。
各団体の代表が決意表明を行い、勾当台公園の野外音楽堂から出発して一番町のアーケード街を「大企業は内部留保を吐き出せ」「消費税増税反対」などのシュプレヒコールを轟かせました。

文責:小野

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2012年3月10日

宮城一般労働組合「3・15商店街・工業団地訪問」行動を行います

3月14の春闘回答指定日の翌日の3月15日は全国統一ストライキを含む統一行動です。
職場要求の実現に向けた単産行動支援と大震災からの復旧・復興や政治的な課題を掲げて、宮城一般も独自行動として展開させます。

宮城一般に結集する各支部からの組合員へ呼びかけています。イメージ・イラスト

要請二つの署名
①「消費税増税反対する請願署名」。衆議院・参議院両議長宛
②「中小企業振興と雇用対策で景気の回復を」内閣総理大臣宛

訪問先は、仙台市原町商店街、東部工業団地会社訪問を3人一グループとなって訪問します。
時間は、14:30~15:30

宮城一般組合員は休暇・有休を使っての行動となります。
また、先立って当日の昼時間には、「最低賃金1000円以上を求めてのせんでん、署名行動を、宮城県春闘共闘の仲間と一緒に行います。

3・15当日行動
通信労組ストライキ支援      8:00~9:00  NTT五橋ビル前
昼休み最低賃金引き上げ宣伝     12:10~13:00 みずほ銀行前
宮城一般商店街、工業団地訪問行動  14:00~15:00 原町、六丁目
春闘共闘春闘勝利決起集会&デモ行進 18:15~     公当台公園

● 3月8日に行われた国民春闘中央行動には、宮城一般の仲間7名も参加をし、関係省庁へ要請、あわせてこの間取り組んだ最低賃金引き上げ署名や中小企業振興署名を国会議員に届けました。

文責:布間

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2012年3月2日

2・23地域総行動開催

2月23日に宮城県春闘共闘会議主催の地域総行動が行われ、宮城一般からは16名が参加しました。

みずほ銀行の前での早朝宣伝は生憎の雨の中でしたが、各組合から29名が参加し、ティッシュ、チラシ1000枚を配って大変活気のある宣伝となりました。

宮城一般の鈴木新委員長はこの間のボランティアや炊き出し、相談活動などにふれ、「被災者の雇用対策をしっかりし、住民本意の復興を」と呼びかけました。

決起集会には宮城一般の仲間が17名参加しました。
宮城一般の布間書記長は「春闘方針を1月末の春闘討論集会で確認した。統一目標として2月末までに要求書を提出しようとしている。また3月15日には独自行動として、宣伝か商店街訪問を予定している。地域と協同した闘いをしないと前進できない。」と発言しました。
また、参加組合からも決意表明がそれぞれありました。

商店街訪問では、「消費税増税に反対する請願署名」と「中小企業復興と雇用対策で景気の回復を」の2つの署名を持って、連坊、荒町、長町、宮町を訪問しました。
宮城一般の仲間も4つの商店街に分散し、他の組合の仲間と行動しました。

美容院の経営者は、消費税増税反対の署名と言ったら「絶対反対!」と返答があったり、魚屋さんでは、「労働組合はこんなことをやるのか。びっくりした。」と好意的な反応があったりしました。

「宮城県中小企業家同友会」には鈴木委員長、「仙台市建設業組合」には杉本副委員長が宮城一般を代表して参加し、懇談しました。

地域総行動の締めくくりとして「イチからわかるTPP」として東北大学名誉教授の日野秀逸先生が講演しました。
「導入したら日本の主権在民よりもTPPが上になる。日本国憲法を守り実現することと、TPP参加は両立しない。」と講演が始まりました。TPPの本質を非常にわかりやすく「私たちはどうしたらよいか」では、「自分のかかわるところで学び、知らせること。自分のところだけでもダメで、広く深く連携、共同すること。マスコミの情報に一喜一憂せず、運動を強化すること。そして日本の憲法に基づく制度を守る確かな保証は、広く深い運動」と結びました。

一日かけての行動でしたが、大変有意義な一日でした。

商店街から寄せられた署名は3月8日の東京中央行動へ持参し、国会議員へ提出します。

文責:小野

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2012年2月3日

宮城一般「2012年春闘討論集会in松島」開催

委員長挨拶宮城一般の2012年春闘討論集会が1月28日、29日松島のパレス松洲で開催し、58名が集まりました。

主催者あいさつをした鈴木新委員長は「大震災から間もなく1年が経つが、復旧・復興は程遠い。これからが正念場だ。昨年の春闘は大震災の影響で十分な取り組みが出来なかった。今年は様々な運動に取り組み、今日の討論集会を力に頑張ろう」とあいさつ。

続いて布間書記長から「ひとりが一人を、ひとりが一つを、みんなが行動する春闘!安心できる雇用と賃金、社会保障で内需拡大を」をテーマに2012年春闘方針提起がありました。

厳しい情勢をしっかり学習し、2012年にどう生かすか、どう闘うかのために、情勢学習として「東日本大震災・福島原発事故後の情勢と労働組合への期待」と題して、東北学院大学元助教授の川端純四朗さんは、「今世界は歴史的転換期にあって、三つの終わりが見えてきている。一つは大資本の野放しを許してきた新自由主義経済。二つ目は基軸通貨であったドルの強制通用体制。三つ目はアジア経済圏から中国を排除してきた中国封じ込め体制である。 誤った道に進まない為にも、労働組合の活動は重要。今後はストライキやデモなどの社会に訴えることができる労働組合をつくっていくことが重要だ。」と講演しました。

非常にわかりやすくお話で、とても勉強になりました。分散会の様子

解雇撤回!正社員登用しろ!と闘っているソニー労組からも訴えがありました。

夜は楽しく交流しました。

2日目の分散会「春闘要求作りと職場交流」と題して3つに分かれてそれぞれ交流をしました。
「売り上げは達成しているのに、いろいろと理由をつけて賃上げをしてくれない」「有給が取りづらい」「なかなか組合に入る人が増えない」など様々な会社の実態が出されたり、職場状況・組合活動のチェックリストを使ってそれぞれの職場がどんな状態なのかをチェックしました。

春闘で賃上げや労働条件などの要求をどうするかをみんなで話し合いました。こういった実態を会議で話し合い要求にして会社に訴えていくことが大事なので、2012年春闘は職場内でもしっかり話し合い、様々な要求を勝ち取るために頑張らなければいけないなと思いました。

《組合活動の基本を再チェック》
  1. ● 会議の定例開催
  2. ● 学習の定例開催
  3. ● ニュースの発行
  4. ● アンケート活動
  5. ● 全員参加の活動

2012年宮城一般春闘方針

統一要求額目標は月額22000円以上、時間額100円以上。
要求提出は  2月29日まで
回答指定日は 3月14日までとする

「最低賃金」運動の取り組み

・宮城県の最賃は昨年10月の改定で1円引きあがり675円となった。それでも生活保護基準以下。時間額1000円以上の最低賃金と全国一律最低賃金制確立を目指す運動を強化する。
・「最低賃金引き上げ署名」の取り組みを2月から始めます。
個人署名 8000筆を目標とし、全支部で取り組む
団体署名 200団体分を目標とし、全支部・地域で取り組む

「中小企業振興と地域経済を守る」取り組み

・全国一般提起の中小企業振興と地域経済再生のための「中小企業の総合的な支援策を求める要請署名」に取り組む 
目標 200団体
・「商店街訪問」を県春闘共闘と共同で2月23日に地域総行動の中で取り組む
・県労連や春闘共闘と共同で、業界団体との懇談を計画
・消費税引き上げ反対、TPP反対、地域主権改革反対に取り組む
「大震災復旧・復興」の取り組みを積極的に行う
・原発ゼロを求める署名
・なんでも相談会への参加
・2・16「放射能・原発事故とどう向き合うか」集会への参加

団結ガンバロー!

具体的日程

2月23日(木)地域総行動
3月  8日(木)中央行動に参加
3月15日(木)ストライキを含む全国一斉統一行動
4月21日(土)宮城県パート臨時派遣労働者連絡会「春闘パートのつどい」

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2011年12月16日

2012年国民春闘討論集会開催!

2012年春闘をどうたたかうかの2012年国民春闘討論集会が12月3、4日に秋保で行われました。

まずは県労連の鈴木議長から、この間震災復旧に労働組合が先頭になって取り組んできた。コロナ支部・長谷川さん
キャラバンで自治体を回ったが復旧復興は遅れている。
心も身体も健康でないと復旧復興は乗り越えていけない。
大いに学んで元気よく春闘をたたかう出発点にしましょうとあいさつがありました。

続いて「雇用の確保、賃金の底上げで、内需中心の経済、震災復興の実現を」をスローガンに春闘方針案が出されました。

記念講演では、石川民医連・石川勤労者医療協会、城北病院精神科の松浦健伸医師から被災地の復旧、復興にあたる労働者の「いのちと健康を守る取り組み」をどのような視点ですすめたらいいかをテーマに被災地の復旧作業にあたった人が、帰ってからショックで働けなくなったり、自殺している現状があることなどいろいろとショッキングな内容でした。
やはり人間には休息が必要なのだと認識させられた貴重な講演でした。

特別報告として宮城一般のコロナ支部の長谷川さんが、震災直後から解雇されるまでの不誠実な対応に終始した経過や、労働審判での会社側のありえない答弁など、あきれ返る実態を報告しました。

またソニー労働組合の労働者から震災前の正社員以上の仕事をしていたこと、復旧作業に取り組んだのに自宅待機を命じられたこと、その後のひどい対応などが語られました。

団結ガンバロー!ソニー支援のための物資販売は好評でした。

夕食交流では、みんなで楽しく交流をしました。

2日目は分科会で私は非正規雇用労働者の働き方処遇改善(ディーセントワーク)のとりくみに参加しました。
職場の実態を出し合い、労働組合として非正規労働者の処遇改善のためにどういった取り組みをしているのかを交流しました。

やはりどの職場でも正規と非正規の処遇が違いすぎる実態が出されました。
また処遇改善では、この震災で災害復旧手当といって被災地に行って作業するときに、最初は非正規には出ていなかった手当が、交渉によって非正規にも支給させることができたという事例も出されました。

全体を通して中身の詰まった大変勉強になる集会でした。
この集会で聞いた職場での実態はいろんな職場で起こっていることだと思うので、それを改善していけるように、運動を広げていきたいと思いました。

文責:小野

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2011年6月22日

2011年 第2回中央委員会開催される

暮らしと雇用を守れ、大震災復興は被災者・被災地主体の政策を、みんなで前に一歩をすすめよう!

鈴木新委員長の挨拶宮城一般労働組合は、6月14日、18時半から17職場の代表が集って、中央委員会を開催しました。
この中央委員会では、毎年、春闘の中間まとめについて要求やたたかいの状況などについて報告、賃上げや労働条件の改善に引き続き奮闘しようと確認します。

今回は、大震災の影響で春闘が大幅に遅れ、賃金要求や労働条件改善を進めることが出来ないままになっている職場もありました。
中間まとめでは、A病院が組合の意思統一を重ね、二次回答、三次回答を引き出し、昨年よりも額も率も引上げ、組合での意思統一を重ね、粘り勝ちしました。

全体では、賃上げが正規社員で平均3,205円、パートの時給引上げで平均6.74円となりました。
昨年までの引上げ額に到達させることが出来ませんでしたが、大震災の状況のなかでも要求は組合員の要求に寄り添ったものだったとの報告もありました。

伊藤澄江さんの発言の様子夏季一時金闘争も引き続き奮闘することも確認しました。

春闘最中に、宮城一般の推薦を受けた伊藤澄枝候補者は、「委員の任期が2年になっての初めてのたたかいを、街頭宣伝や署名集めなど奮闘した、時間給で働く多くのパートの代弁者として任命してほしかった。宮城労働局長が任命しなかったことは偏向任命であると抗議をしました」と怒りをこめての発言となりました。

最低賃金問題は、宮城一般の重点課題として、憲法25条を守らせること、どこでもだれでも1,000円の賃金にすることを求めて引き続き取り組んでいきます。

また、大震災での職場での影響はどの職場にも表れました。
特に、壊滅的な被害を受けた宮城の仙塩事業所では、水処理を優先し汚泥棟(脱水、焼却設備)復旧は手が着いていない状態だ。福島の浜通りの職場は壊滅的となったなど、下水処理を請け負っているH職場は、人員削減の話が浮上して組合で議論をしていると報告。

震災で解雇されたK職場は、解雇と手当や有給休暇の保障、再開時には優先雇用など求めて団交や職場集会などを開催して頑張っていると実態が報告されました。

宮城一般労働組合として、各職場での奮闘や今後の取り組みなどを確認できた中央委員会となりました。
集会の最後は、鈴木委員長の団結ガンロウでした。

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2011年2月18日

宮城一般は二つの団体署名への賛同のお願いに取り組んでいます

署名は3月3日に関係省庁へ持ち込みます。

2011年春闘統一行動として3月3日に東京行動を計画し、その中で内閣府、総務省、厚生労働省、中小企業庁などとの省庁交渉を実施します。

その際に以下の二つの署名を関係省庁に提出することにしています。
各団体に主旨をご理解のうえ、賛同署名にご協力をお願いしています。

一、「中小企業と地域経済の振興で景気回復を」
二、「最低賃金1000円の実現と中小企業支援の拡充を求める」

ご協力いただける方は宮城一般労働組合へご連絡下さい。署名用紙をお送りいたします。

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2011年2月15日

「宮城県労連評議員会」で春闘方針、行動が提起される

2月5日、宮城一般も参加している「宮城県労連第50回評議員会」で春闘方針、行動が提起され全員で確認しました。
大幅賃上げこそが内需を拡大し 景気を回復させることができる。

2011年国民春闘は、すべての労働者を視野に入れたたたかいであり、多くの取り組みを仲間と地域との共同で取り組みます。

宮城一般副委員長の高橋評議員は、宮城一般の春闘の構えを、赤松副委員長は、TPP参加反対のみやぎ生協全店で取り組んだ署名行動が、組合や分会で事前学習をした成果で、たくさんの署名が集ったことが声高に語りました。

学校現場や医療現場、国家公務員現場などからの発言も相次ぎました。
難しい課題であってもみんなでしっかり学習をし行動することが春闘を大きくたたかえることと確信しました。

また、宮城県パート臨時派遣連絡会の星代表は、非正規労働者は依然として処遇は改善されていない。
雇用も不安な状態だ。

3月26日にパートのつどいを開催し、「まっとうなくらし、まっとうな雇用、まっとうな労働」について県内ではたらく非正規労働者も正規労働者も一緒に考えましょうと訴えました。

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2011年2月2日

宮城一般 2011年春闘本格始動

傘下の支部では暮らしの要求アンケートを集約し、賃金要求、職場改善要求など話し合いに入りだしました。
2011年春闘、宮城一般団結してがんばる姿勢を紹介します。

私たちの職場は、圧倒的に中小企業が多く、サービス業(45%)はじめ商業、製造業など多種多様の業種と職種で構成されています。
経済危機の下で、私たちの職場でも事業所閉鎖や倒産などの経営困難な職場が増えて、失業問題や生活不安が広がっています。
多くの労働者は、「雇用や暮らしを守りたい、生活できる賃上げをしてほしい」と切実に願っています。

みんなで困難に立ち向かい、行動すれば要求実現の道を切り開くことができます。

みんなの知恵を力で、まともな経営と政治に変える「たたかう提案型の進め方」に取り組み、すべての職場で、「要求実現と仲間ふやし」大運動をすすめ、希望の持てる職場と社会をめざしていきます。

  〔 宮城一般統一要求 〕

 賃金額;月額25000円以上
      時間額 100円以上

 要求提出日・・・2月28日

 回答指定日・・・3月16日

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2011年1月28日

~~宮城一般「2011年春闘討論集会」    風光明媚な松島で開催~~~

すべての職場・地域から声を上げ、行動しよう!
要求実現で、明日を切り開く国民春闘にしようと「団結がんばろう!」で団結を固めました

2011年春闘での要求やたたかいかたについての意思統一の場、職場交流の場として、1月22日(土)~23日(日)の両日、松島で行いました。
鈴木執行委員長の挨拶鈴木執行委員長は、「社会状況や雇用状況が依然として厳しくなっている。
菅第二次内閣が決まり、通常国会の所信表明が出されたが、TPP参加や消費税増税などを前面にした内容であり、国民にとってはさらに厳しさが増す政策の一方で、法人税減税など大企業への優遇税制となっている。
期待された政権でスタートしたはずなのに、今や自民党政権時より国民にとっての厳しさがある。
宮城一般は、昨年は解雇、賃金未払いなどの労働相談に真剣に対応し解決したことが目立った年だった。
新組合も結成した。
既存の組合も元気にたたかった。
今春闘はさらに組織が大きくなり、労働条件や職場改善で元気に働けるように奮闘しよう!」と挨拶しました。

「宮城一般2011年春闘での具体的方針」を布間書記長が提起しました。
「この間取り組んでいた「くらしの要求アンケート」で出団結がんばろう!されている要求や声を参考に、小さい要求も大事にしながらみんなで要求項目を決めてほしい。
統一賃金要求は正規で25,000円、パートで100円。
要求提出は2月28日、回答指定日は3月16日と足並みをそろえて重視してほしい」と強調しました。

当面の課題も含めての方針提起は参加者で確認されました。
18支部1地方67名が参加しました。
11月に結成した仙台シャーリング支部からは2名が参加しました。

二日目の分散会では、春闘をどうたたかうか、職場改善をどうしたら出来るか、組合の悩みなど、職場交流と意思統一の場となりました。
会議に先立って、「TPP日本国参加問題」「日米安全保障条約60年」についてそれぞれの講師からの今の問題点と展望について学びました。
第二の賃金としての「労働共済」も話題になりました。
宮城一般ダッシュ!です。

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2011年1月8日

~~安心して働ける職場、地域づくりで、いきいき元気に暮らすために~~

~~宮城県春闘共闘・宮城県労連新春宣伝、春闘始動!!~~~

2011年新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

1月6日、8時からの1時間、県内で働く労働者約30名が仙台駅前・イービンズ前で新春の宣伝行動を行いました。
宣伝カーからは鈴木県労連議長・県春闘共闘代表幹事、斉藤春闘共闘代表幹事、鎌内県労連事務局長がマイクから通勤中の宣伝カーからの訴え労働者などに力強く訴えました。

自・公政権に代わって、民主党連立政権が誕生したが、国民の期待を裏切り、「労働者派遣法改正」の先送りや、「後期高齢者医療制度廃止」、「沖縄の普天間基地の移転問題」、「政治とカネの問題」など、自民党時代と代わらない政治を推し進めている。

こうした政治の転換を求める声を大きく上げ、安心して働ける職場や地域を、人が大事にされる社会をみんなでつくりましょう!と強調しました。

雪の舞う中、「働くあなたの権利と生活を守るのが、私たちの活動です」と書かれたリーフとポケットティッシュを1500配布しました。

リーフ等を配る春闘共闘の仲間たち

 

全労連の集約によると、全国で派遣切りに抗して5千人を超える労働者が労組を結成・加入してたたかいに立ちあがり、労働組合数が227、約70件の裁判が今日たたかわれているといいます。

宮城一般にも、依然として賃金未払い、解雇、職場改善等の相談が相次いでいます。
昨年、暮れにも相談から宮城一般へ加盟した職場があります。

多くの未組織労働者が雇用不安と厳しい労働環境のなかで苦しんでいます。
宮城一般労働組合は、そうした仲間の拠りどころとなり、頼りになるよう引き続き奮闘します。

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2010年12月7日

~~安心して働ける職場、地域づくりで、いきいき元気に暮らすために~~

2011年春闘討論集会を秋保で開催

12月4日~5日に秋保で開催された2011年国民春闘討論集会には、県内で働く労働者約70名が集りました。 渡辺事務局次長講演
高止まりの失業率と深刻な就職難、前年より32万人増えているワーキングプア、11年連続3万人の自殺者、メンタル者急増など、危機的状態におかれた労働者・国民のくらし雇用、そして日本経済の落ち込みのもとでの春闘になることを全労連渡辺事務局次長が講演しました。

また、特別報告では、秋の全県自治体へのキャラバンの取り組みや現政府が考えている「地域主権改革」(県国公共闘)や「TPP問題」(宮城食健連)について問題点を語り、労働組合と地域での運動が重大であると強調しました。

参加のみなさん方

 

 

5グループでの分散会では、春闘の具体化、健康問題、組織を大きくする課題、公契約や現行法律を生かして安心して働ける職場や地域をつくろうと確認しました。

「広範な労働者・県民の生活改善の要求を結集し、その実現に向けて労働組合は先頭にたって奮闘しよう!」と団結ガンバロウで二日間の集会が終了しました。

これからは、各組合、職場でのたたかいいとなります。
14名参加した宮城一般の仲間も多いに学習と交流を行い、来春闘への気合を確認しました。

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2010年6月16日

憲法25条(生存権)を考えるつどい

~人間らしい暮らしを求めて~ シンポジューム開催しました

みやぎ2010市民の憲法行事シンポジュームとして、憲法25条を考える生存権を考えるつどいが5月27日(木)仙台シルバーセンターを会場に行われました。

4名のパネラーがそれぞれの問題点を訴えました。
宮城一般として鈴木委員長が「雇用・賃金破壊と働くルールの確立」として、労働者の現状について資料を準備して訴えました。

憲法行事シンポジューム

「福祉・介護の現場は今」、「経営悪化と中小・零細企業」、「各種制度活用と生存権」を河相東北大学名誉教授のコーディネーターですすめられました。

どの課題も、いまの社会に欠けていて、人が人として生きられない状況になっていることが訴えられました。

ひきつづき、各課題での取り組みがもっともっと強化し、連帯した運動を構築しながら急いで進めていきましょう。

宮城一般は各支部への参加を要請し44名が参加しました。
全体では75名でした。

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2010年5月16日

働く者の祭典

「第81回メーデー」に
非正規労働者も正規労働者と共に結集!

5月1日(土)の五月晴れの下、働くものの団結で生活と権利を守り、平和と民主主義、中立の日本をめざそう!とのスローガンに宮城一般労働組合傘下の職場からどんどん集まりました。
宮城県内労働組合や民主団体、市民とともに仙台市民の広場が活気にあふれました。宮城一般のみなさん
あいさつにたった宮城県労連議長鈴木新さん(宮城一般執行委員長)は、「民主党政権への期待が薄れ、失望へと広がっている。
アメリカと財界の言いなりになる政権では国民の暮らしが守れない。
いまこそ労働者の役割を自覚して奮闘しよう」と訴えました。

次々にステージに登壇した各組合や社会への訴えは、労働者の置かれている雇用不安や生活不安、政府への要請を強調したものでした。

宮城一般は、女性センターパフォーマンスは会場をわかせました。女性センターのみなさん

 

 

 


夫婦で力を合わせて子育てに真剣に向き合う「ペンギン」8羽が登場。
「私たち(ペンギン)の愛と行動で社会を変えましょう!」の横断幕は光っていました。

春風の中、仙台の繁華街パレードはペンギンを先頭に行進、賃金改善、諸要求改善、最低賃金どこでもだれでも1000円を掲げてのシュプレヒコールは高々と鳴り響きました。

宮城一般は、これから争う派遣労働者の紹介と支部結成間近の職場などの仲間とともに交流会を盛大に行いました。

メーデーは全国各地で開催されました。宮城県内各地のメーデーにも宮城一般の仲間が参加しました。

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2010年2月24日

2010年 春闘「2・19地域総行動」に参加しました!

2010年春闘序盤の行動として、県春闘共闘主催の「2・19地域総行動」が行なわれました。
この一連の行動には宮城一般から21名の組合員が参加しました。早朝宣伝行動

仙台市中心部での早朝宣伝行動では、偶然にも連合宮城の宣伝とかち合うなどのハプニングがありましたが、ティッシュ付きのチラシ2,000枚を配付し、出勤途中の労働者にアピールしました。

その後、午前の行動として「商店街訪問」活動を展開、「中小企業への支援策を求める」署名と「消費税増税反対」の2つの署名を持参しながら、仙台市中心部商店街と周辺の商店街2ヶ所のお店約200軒を訪問し、対話しました。

商店街訪問活動  いずれのお店でも景気の冷え込みで経営が厳しい状況が語られ、持参した署名への賛同の声が多く寄せられました(すでに20軒ほどから署名が返送されてきています)。 学習講演会の様子


夜は、全労連幹事の斎藤寛生さんを講師に「公契約条例を考える学習講演会」が開催され、労働組合だけでなく議員さんなども参加され、熱心に斎藤さんの話を聞いていました。

講演の後の質疑では多くの方から質問が出され、斎藤さんが丁寧に答えてくれました。

この日の行動は文字どおり「国民春闘」にふさわしい充実した行動となりました。

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2010年2月2日

宮城一般2010年春闘始動

2010年旗びらき

執行委員長の挨拶

1月12日、恒例の旗びらきが開催されました。
多くの来賓の方々にご列席いただき、また、共闘団体や宮城一般へ結集している各組合からも駆けつけていただき、130名の参加人数で盛大に行われました。

女性の組合員の多い宮城一般はやはり女性が中心で、毎年好評の女性センターによるアトラクションもあり、にぎやかな交流となりました。

 

 

 

 

2010年春闘討論集会講演会の模様

1月23~24日、松島にて宮城一般春闘討論集会が開催されました。

1日目には「政権交代でどう動いていくのか、日本、世界は」と題して、元東北学院大学助教授の川端純四郎先生の講演があり、「なるほど、そういうことだったのか」と、目からウロコのお話の内容でした。

 

 

 

 

参加者のみなさん

春闘方針では、布間書記長から取り組みの大きな柱として
1、厳しさを乗り越え、要求を実現する”歴史的な春闘”
2、重点要求とたたかいの進め方
3、頼りになる全国一般づくりと春闘の展開
の説明があり、宮城一般における具体的取り組みや運動の進め方など、希望の持てる職場と社会をめざしていきましょう、と提案がありました。

2日目には分散会が行われ、職場の問題点などが討論され職場交流を行いました。

春闘方針は、満場一致で承認され、要求実現をめざしてたたかう意志統一がされました。

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2009年6月3日

最低賃金問題で学習講演会「憲法25条と最低賃金」を開催しました

・・最賃の大幅引き上げは、不況打開の効果的な手段・・・

5月29日、不況を口実にした“派遣切り”や、働いても生活できない“ワーキングプア”が社会問題化しているなかで、宮城一般労働組合では、ナショナルミニマム(国民生活の最低保障)の基軸となる最低賃金の運動を前進させるため、伊藤博義先生(宮城教育大名誉教授)を講師に「憲法25条と最低賃金」と題して講演会を開催しました。
この講演会には宮城一般組合員だけでなく、他労組や一般市民も参加しました。

伊藤博義先生の講演


伊藤先生は、「日本の最低賃金が、経営者への配慮が強かったことや最賃あたりにいる非正規労働者は主婦や学生などで主たる生計者ではないと思われていたことなどから極めて低く押さえられてきた」と指摘、そのうえで、「不況だからこそ最賃の引き上げが必要。最賃の引き上げは労働者の生活だけでなく、その効果はさまざまな階層へ波及する」と労働総研の試算した経済波及効果の数字を示しながら、引き上げの重要性を訴えました。
最賃運動の大切さを認識するとともに、憲法25条で保障する人間らしい生活の実現のために政治を変えることの重要性を実感した講演会でした。

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2009年4月16日

≪2009年・商店街訪問≫

3月12日、第一次の商店街訪問を行いました。
仙台市の中心部、一番町、中央通り商店街、一二三(いろは)横丁など141件を訪問しました。 中小企業振興への賛同署名と全国一律最低賃金制確立を求める署名をたずさえての訪問活動でした。
仙台の老舗といわれるお店が次々と姿を消す中で、変貌している街並みが見えました。それでも一二三(いろは)横丁は、60年以上前に作られたバラック作りの横丁で戦後まもなくから営業している店もあり、最近ではレトロ調が若者に受け、活気が戻ってきました。

商店街訪問中の組合員のみなさん

4月7日、第二次の商店街訪問を行いました。
「星空コンサート」などを開催し宮城県で元気のある商店街として知られている仙台市若林区の荒町商店街を訪問しました。訪問件数は61店舗と対話し、中小企業振興策への賛同署名と消費税引き上げ反対の署名をお願いしました。
元気のある商店街といわれていますが、それでもシャッターを下ろしたお店も目立ちました。
下町風情が残る荒町商店街には、あたたかい人情が息づいていました。
銭湯の親父さんからは、「燃料油の高騰の時、毎日来てくれるお客さんを見て奮い立ち細々ながらがんばり地域の人たちに感謝されています」との話を聞きました。
米屋を廃業したお婆さんからは、「シャッターを下ろすのが忍びなく、歯抜けの商店街にしないため店舗跡に応接セットを置き鉢植えの花をいっぱいにして、高齢者や昔馴染みとの会話を楽しんでいます」というほのぼのとした話も聞けました。
銭湯屋さんや米屋さんと話をして、仙台商人の姿を見る思いでした。
二回の商店街訪問を通じて、「地域の人に愛され頼りにされる中小企業に対して、振興・支援策の拡充こそ今急いでやる政府の仕事ではないか」を実感した運動となりました。

署名をお願いする

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2009年3月2日

09春闘 いよいよ本格始動!・・・・2月26日・・・・
~~~ 早朝宣伝と官公庁・経営者団体要請行動を実施 ~~~

宮城県春闘共闘会議は2月26日に統一行動を展開、09春闘がいよいよ本番に突入しました。
朝8時、みずほ銀行前に傘下の組合から50名近いなかまが集合、通勤する労働者に向けてティッシュに折り込んだチラシ1,000枚以上を配付し、ともに春闘を闘おうと呼びかけました。
厳しい雇用情勢を反映してか労働者の反応は極めて良く、予定よりも早くチラシを配布し切りました。

春闘共闘会議のみなさん


春闘共闘代表幹事5名がそれぞれ宣伝カーから訴え、代表幹事の一人である宮城一般の鈴木新委員長は「大企業は労働者と中小企業を犠牲にして莫大な利益を溜め込んでいる。『派遣切り』など労働者をモノ扱いすることを直ちに止めて雇用を守れ!これまで溜め込んだ利益を労働者・国民に還元せよ!」と力強く訴えました。

鈴木委員長の訴え


朝宣伝のあと、宮城県や労働局、商工会議所などの官公庁・経営者団体への要請行動を実施、労働者の雇用と県民の暮らし、地域経済を守るための積極的な取り組みを行なうことを要請しました。
これらの行動には宮城一般の各支部から13名の仲間が参加、統一行動成功のために奮闘しました。

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2009年2月3日

2009年春闘討論集会を開催しました

宮城一般労働組合は、去る1月24日・25日の2日間、松島で「拡大中央委員会」を兼ねた「09春闘討論集会」を開催しました。
1日目は、全労連元副議長の西川征矢さんを講師に「春闘情勢」を、及川顧問を講師に「最低賃金運動」を学習しました。
また、遠藤書記長から昨年12月に決定した全労連・全国一般中央の「09春闘方針」に基づいて宮城一般としての春闘方針の具体的取り組み方針が提起されました。

春闘方針を提起する遠藤書記長

2日目は、3つのグループに分かれて、提起された09春闘方針の意思統一、職場実態の交流と春闘に臨む決意、組織拡大と共済拡大などの取り組み課題を話し合いました。
分散会終了後、全体集会を開催して10名からたたかう決意を込めた発言があり、最後に提起された方針と当面の取り組み課題を参加者全員で承認、いよいよ宮城一般の09春闘がスタートしました。

二日目、分散会の様子

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春闘 本番!3・13統一行動

3月13日、全国のなかまが連携して「3・13統一行動」が取り組まれました。

宮城一般も「チャンスを生かし、希望の持てる職場と社会をつくろう!」をスローガンに、NTT前での通信労組のストライキ支援行動や、県国公共闘の早朝決起集会への連帯行動を皮切りに、午前には宮城県・仙台市・宮城労働局・人事院東北事務局への要請行動、昼休みには最低賃金の大幅引き上げと審議会労働者委員の公正任命を求める宣伝・署名行動、午後には春闘共闘主催で宮城労働局への最賃審議委員に布間きみよさんの任命を求める要請行動と、終日の行動を展開しました。

この行動には延べ85名が参加、一連の行動成功のために奮闘しました。

みなさん署名活動に奮闘中!

午前の要請行動前の意思統一集会では、解雇問題をキッカケに支部を結成して交渉し、解雇撤回を勝ち取った“S支部”のなかまが感謝と決意を延べ、参加者からお祝いの拍手を送られました。

また、三陸ハーネス争議団から争議の経過と支援の訴えがあり、参加者全員で早期の勝利解決をめざす決意を固め合いました。

また、最賃審議会労働者委員に立候補予定の布間きみよさんから決意表明がありました。

布間きみよさんを紹介する遠藤書記長

宮城一般の春闘はこれからが本番、今後、賃上げや諸要求の前進をめざして精力的な交渉がすすめられます。

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2008年春闘、始動

宮城一般労働組合は1月19日~20日に拡大中央委員会を兼ねた「08春闘討論集会」を開催し、08春闘の方針と具体的な取り組み計画を決定、08春闘が具体的に動き出しました。

集会では、「08春闘を元気にたたかう」と題して水谷正人神奈川労連事務局長が基調講演、春闘を取り巻く情勢を踏まえて元気にたたかう構えをわかりやすく講演いただきました。

学習会で聞き入る組合員のみなさん

また、消費税をはじめとして増税の動きが活発になっていることから、永澤利夫宮商連事務局長を講師に「消費税大増税のならいを斬る」と題したテーマ学習を行ないました。

永澤利夫氏講演

2日目は3分散会に分かれて、春闘要求づくりの意思統一と職場実態の交流、労働共済の拡大などで活発な話し合いが行なわれました。

08春闘はこうした意思統一のもとに、2月29日要求提出をめざしてアンケート調査・分析、要求づくり・討議がこれから活発に行なわれることになります。

「職場を基礎に」「大いに地域に出て」「全員が参加する」ことで、悔いのない08春闘をたたかっていきましょう。

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2007年春闘を元気よくたたかおう!
07春闘の統一行動として連続的に行動を展開

4・14 パートのつどい
4月14日、仙台141ビル6階「エルパーク仙台」において、宮城県パート・臨時・派遣労働者連絡会の主催で“パートのつどい”が開催され、みやぎ生協支部のパートを中心に約110名が参加しました。
取り組み報告では、最賃引き上げや審議会労働者委員の公正任命を求める最賃運動や、パート労働相談110番、組織化の取り組みなどが発言されました。
つどいのメインである記念講演では、関西勤労者教育協会の中田進さんが、労働者の現状や労働法制の問題を笑いを交えながら大変分かりやすくお話されました。
つどい終了後、中心商店街をパレード、市民にパートの待遇改善を訴えました。

デモ行進

4・15 車両デモ
翌15日は、「憲法改悪阻止・大増税反対・規制緩和反対」をテーマに宮城交運共闘の呼びかけで“車両デモ”が実施され、トラック・ダンプ・タクシー・バスなど67台が仙台市内を約2時間にわたってパレードしました。
この行動には、宮城一般からは18名の仲間が、生協の配送トラック10台に「憲法9条を守れ」「消費税大増税反対」のノボリを掲げて参加、特にみやぎ生協支部の青年部役員が積極的にこの行動に参加、成功に貢献しました。

車両デモ

国民投票法案反対の国会要請行動
国民投票法案の国会審議が山場を迎えるとあって、4月12日・13日の両日、国会座り込み・要請行動に取り組みました。全国一般中央本部が呼びかけたこの行動には、宮城一般から9名が参加しました。12日の午前は三陸ハーネス争議の住友電装東京本社要請行動がセットされていたため、行動は昼休み集会からの参加となりましたが、座り込み・議員要請などを精力的に取り組みました。
翌13日は1泊した2名が再び国会前の座り込みに参加、座り込み集会では一言スピーチも行ないました。
残念ながら、法案は12日に特別委員会で、13日には衆院本会議で自民・公明与党による強行採決が行なわれ、衆院を通過してしまいました。
たたかいの場は参院に移りますが、参院では何としても成立を阻止するため、引き続き奮闘したいと思います。

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2007年春闘を元気よくたたかおう!
終日、元気よくフル回転

3・15宮城一般統一行動
07春闘の全国統一行動に呼応して、宮城一般も独自の統一行動を実施しました。
早朝、通信労組のストライキ支援行動や国公共闘早朝集会への激励・連帯行動から始まったこの日の行動は、夜の労働法制改悪反対連絡会主催の「学習決起集会」まで、終日、統一行動を展開しました。
朝の「出発集会」には各支部の組合員30名が参加し、この日の行動を契機に07春闘を元気よくたたかう決意を固め合いました。集会には、前日、弁護団や支援する会の役員を交えた「三陸ハーネス争議対策会議」に駆けつけた全国一般中央本部の大木寿委員長も参加し、激励の挨拶をいただきました。
また、この統一行動には、県国公共闘からの7名が参加し、要請行動にも同行してくれて、文字どおり“官民共同”の行動となりました。
集会の後、参加者が分担して、宮城県・仙台市・人事院東北事務局への要請行動を行ない、最賃やパートの均等待遇、労働法制改悪反対などを訴えました。(宮城労働局へは午後の時間で要請を実施)
要請終了後、フォーラス前で「最賃引き上げと最賃審議会労働者委員の公正任命」を求める昼休み宣伝・署名行動を行ないました。強風が吹き荒れるあいにくの天候でしたが、参加者はがんばって声掛けし、多くの方にチラシを配布し、署名にも協力してもらいました。
夜の学習決起集会にも14名の組合員が参加、伊藤圭一全労連幹事のわかりやすい講演に、労働法制の改悪を許さない決意を強くしました。
私たち宮城一般の春闘はこれからが本番、最後まで元気よくたたかっていきます。

3・15統一行動

署名活動

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希望の持てるくらしと職場と社会をめざして・・・
2007年春闘を元気よくたたかおう!

 労働契約法制・改悪阻止を正面に

大企業と大銀行が史上最高の利益を上げている一方で、労働者の3人に1人が非正規労働者となり、また貯蓄ゼロ世帯が23%に達するなど、労働者・国民の暮らしは厳しくなるばかりです。いま「貧困と格差」の拡大が社会問題となっています。
また、安倍内閣は「ただ働き・賃下げ・解雇」やり放題の「労働契約法」と労働時間法制改悪案を今年の通常国会に提出しようとしており、働くルールが壊されようとしています。

憲法25条 生存権をまもる国民的な運動を

こうしたなかで私たちは、賃金や労働条件の改善に取り組んできましたが、私たちの運動が世論を動かし、すべての地方で最低賃金を引き上げさせ、政府が生活できる最低賃金を検討せざるを得ない状況をつくり出し、32年ぶりに最低賃金制度改定のチャンスが訪れています。
多くの労働者は「何とかならないか、何とかしなければ」と思っています。2007年春闘は、その願いを実現するために労働者・国民が力を合わせ、「格差と貧困をなくし、人間らしい暮らしと雇用を」「労働諸法制改悪を許さず、生活できる最低賃金と全国一律最低賃金制、均等待遇の実現」「生活保護基準引き下げと大増税反対、憲法守れ!」の世論と運動を大きくすることが求められます。そのために私たちは、次の7点を大切にして、この春闘を力いっぱいたたかいましょう。そして、一斉地方選挙と参議院選挙勝利で国民のための政治を実現していきましょう。

中央委員会

07春闘で大切にしたいこと

1.組合員と労働者の声と要求を聞き、全ての職場で要求を出そう
2.「たたかう提案型」の取り組みで、困難を打開し、切実な要求を一つ一つ実現しよう
3.首切り・賃下げ・ただ働きを自由にできる労働法制改悪を許さず、安心して働ける職場をつくろう
4.雇用と暮らし、職場を守るため、「生活できる最低賃金と中小企業・地域経済振興」の二大運動をすすめよう
5.暮らしといのちを守るため、税制・社会保障の改悪をやめさせ、一斉地方選挙と参議院選挙で政治の流れを変えよう
6.「戦争をする国」にする憲法改悪を許さず、平和な日本を守ろう
7.「要求実現と仲間ふやし(組織拡大と共済拡大)」大運動を、すべての職場ですすめよう

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